フッ素を塗るとなぜ虫歯になりにくいのか?今回はフッ素がもつ『再石灰化の促進』という役割についてご紹介します✨
歯は酸に弱く、食事をしたりしてお口の中が酸性に傾くと、表面が溶け出します。この状態を『脱灰』といい、脱灰した部分は弱くなっているため虫歯になりやすい状態です👿歯磨きをしなかったり、ダラダラ食べやダラダラ飲みが続くと虫歯が進行していきますが、多少の脱灰であれば、食後の歯磨きや唾液に含まれるミネラルによって修復されます。これを『再石灰化』と言います。
歯が溶ける酸性度を臨界pHとよび、通常はpH5.5だといわれています。(pHは数字が小さいほど酸性、大きいほどアルカリ性です。ちなみにコーラのpHは2.2😱)
ところが、定期的にフッ素塗布をしている歯やお口の中にフッ素の成分が存在する状況だと、歯の臨界pHは4.5まで下がるんです!!
例えば、お口の中のpHが5.0まで傾いているとします。フッ素塗布などを行なっていない歯では臨界pHである5.5を超えているので脱灰が進みますが、フッ素が作用しているお口ではまだ脱灰が進まない状態です😲
また、フッ素が歯に作用すると歯のエナメル質(外側の一番硬い部分)の主成分である『ハイドロキシアパタイト』がフッ素と結びつき、『フルオロアパタイト』というより強い成分へと変化します!!
このように、フッ素が作用することで脱灰しにくい歯になるため、『フッ素は歯を強くする』といわれています✨
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