口の中の細菌の種類や数は遺伝と環境、どちらの影響が大きいのでしょうか?
色んなお母さんと子供の口の中の細菌を比較してみました!実の母子と養子縁組を行った母子のお口を比較したところ、どちらも母子のお口の中の細菌環境は類似している事が判明🔎
つまり、遺伝よりも環境が大きいことが分かりました!
お子さんのお口の中に虫歯菌を増やしたくないなという方は、同じ食器を使わないようにしたり気をつけている方もいらっしゃるかもしれませんね🙆♀️
ただ、お口の中に虫歯菌がいても虫歯にならない人もたくさんいます!
虫歯菌をうつさない事も大切ですが、あまり神経質にならなくても大丈夫!
虫歯菌がいたとしても清潔なお口の環境づくりで虫歯は予防できます!そのためには食後の歯磨きや定期検診が大切です✨
果物に含まれる糖質やハチミツに含まれる糖質は、天然のものだから虫歯になりにくいと思われがちです🍯
決してそんなことはなく、お菓子に含まれるお砂糖と同様に、果物やハチミツも虫歯のリスク要因となります😢
一般的な砂糖とは、スクロースと呼ばれる糖質を指します。これを分解してできるフルクトースやグルコースと呼ばれる糖質がハチミツには含まれています。
また、果物にもスクロースやグルコース、マルトースなどいろいろな糖質が含まれています。
様々な糖質を口の中に含んだ時のお口の中のpHの下がり具合を調べたところ、スクロースが最もpHが下がるものの、どの糖質も歯が溶け出すpHである5.5を下回ることが分かっています😱
歯の表面が溶けたまま放置してしまうと虫歯が進行していくので、果物やハチミツも虫歯の原因になります!!甘いものを食べた後は、きちんと歯磨きをしましょうね🙆♀️
虫歯の原因になる糖質は、砂糖の他にも様々!
「歯に優しい」、「砂糖不使用」のように記載がある商品でも、上記の糖質が含まれていれば虫歯の原因となり得ます⚠️
甘いものを食べた後はもちろん、甘いものを飲んだ後や食後は歯磨きを心がけましょう🪥✨
砂糖とフッ素と虫歯の関係を調べたこんな実験があります🧪(専門家による実験です。絶対に真似はせず、歯は毎日丁寧に磨いてくださいね🦷🪥)
1日に糖を含む飲料を1回、3回、5回、7回、10回飲むグループに分け、更にそれぞれの中で、フッ素を含む歯磨き粉で1日2回歯磨きを行うグループ、フッ素を含まない歯磨き粉で1日2回歯磨きを行うグループに分けます。2日間、歯の表面についた汚れを熟成させ、5日間糖を含む飲料を飲む実験を行いました。
すると、フッ素を含まない歯磨き粉で歯を磨いたグループは3回飲料を飲んだ時点で虫歯の進行が確認されましたが、フッ素を含む歯磨き粉を使用したグループでは5回飲んだ時点で虫歯の進行が始まったのです🫢
つまり、フッ素を上手に活用すれば、甘いものを1日4回食べても虫歯になりにくい!ということが確認できたのです✨
虫歯は他にも様々な要因が関わっているので、必ずしもフッ素を使用していれば虫歯にならないというわけではありませんが、フッ素を使用することで虫歯のリスクが下がることは間違いないようですね😄
フロアフロスのスーパーフロス、セイビングを入荷しました✨
スーパーフロスはスレッド(糸通しの役割)がついたフロスです!ブリッジやインプラント、矯正のワイヤーがあってフロスが通しにくい場所に使いやすくなっています🙆♀️
こちらのセイビングは通常のフロスを同じく、スレッド部分でカットできるので場所も嵩張らず、絡まる心配もないので扱いやすいのが特徴です☺️
前回、歯磨きで汚れが除去できていれば、虫歯になりにくい事を説明しました。では、どれくらいの期間、汚れが残ったままになると虫歯になりやすくなるのでしょう?こちらも実験結果が残されています!(専門家による実験です。真似はせず、歯は毎日丁寧に磨きましょう!)
歯磨きを数日中断して歯の表面に汚れがついたままの状態にして、糖質を含む溶液で口をゆすいだ時のお口の中のpHの変化を追いかけました。すると、2日目には口の中のpHが歯が溶け始める臨界pHである5.5を大きく下回ったのです!
つまり、1日歯磨きをしなかっただけで、虫歯になるリスクがかなり上がります😭虫歯予防のためには、毎日最低1回でも歯磨きをしましょう💪
歯磨きが虫歯にどの程度影響を与えるか調べるために、こんな実験をした人がいます🧪(専門家による実験です。真似はせず、歯は毎日磨いてくださいね!)
わざと前歯の歯磨きをせず、数日間汚れをためておきます。数日後に、そのままの状態でブドウ糖で口をゆすいだところ、歯の表面の酸性度は歯が溶け始める(脱灰する)臨界pH5.5を大きく下回りました😲(pHは数字が小さいほど酸性度が高いです)その後、30分から60分程度で唾液の作用によりpHは徐々に回復しました。(唾液にはお口の中をフラットに保つ作用があります)
その後、今度は左側だけ歯を磨き、右側は汚れを残したままの状態にして、再びブドウ糖で口をゆすぎます。すると、右側の前歯は先ほどと同様に臨界pHを超えましたが、左側の酸性度は臨界pHを超えず脱灰が起こらなかったのです!
この実験により、歯磨きで適切に汚れを除去できていれば、食事をしたりしても歯が溶けにくくなることが分かり、歯磨きが虫歯予防に重要な要素であることが証明されたのです✨
虫歯は、虫歯菌が糖質をエサとして酸を出すことによって進行します😈
フッ素には、この虫歯菌が酸を作り出す反応を阻害したり、細菌が酸を出すのを阻止する働きがあるんです!
フッ素は歯を強くするだけでなく、虫歯の原因菌にも作用することで、虫歯になりにくいお口の環境を作り出しているのです✨
フッ素を塗るとなぜ虫歯になりにくいのか?今回はフッ素がもつ『再石灰化の促進』という役割についてご紹介します✨
歯は酸に弱く、食事をしたりしてお口の中が酸性に傾くと、表面が溶け出します。この状態を『脱灰』といい、脱灰した部分は弱くなっているため虫歯になりやすい状態です👿歯磨きをしなかったり、ダラダラ食べやダラダラ飲みが続くと虫歯が進行していきますが、多少の脱灰であれば、食後の歯磨きや唾液に含まれるミネラルによって修復されます。これを『再石灰化』と言います。
歯が溶ける酸性度を臨界pHとよび、通常はpH5.5だといわれています。(pHは数字が小さいほど酸性、大きいほどアルカリ性です。ちなみにコーラのpHは2.2😱)
ところが、定期的にフッ素塗布をしている歯やお口の中にフッ素の成分が存在する状況だと、歯の臨界pHは4.5まで下がるんです!!
例えば、お口の中のpHが5.0まで傾いているとします。フッ素塗布などを行なっていない歯では臨界pHである5.5を超えているので脱灰が進みますが、フッ素が作用しているお口ではまだ脱灰が進まない状態です😲
また、フッ素が歯に作用すると歯のエナメル質(外側の一番硬い部分)の主成分である『ハイドロキシアパタイト』がフッ素と結びつき、『フルオロアパタイト』というより強い成分へと変化します!!
このように、フッ素が作用することで脱灰しにくい歯になるため、『フッ素は歯を強くする』といわれています✨
「上の歯が痛くて歯医者に行ったら、下の歯に原因があった!」なんて経験、ありませんか?
実は、どの歯に痛みがあるのかをピンポイントで当てるのは至難の業。上の歯と下の歯、それぞれから伸びた神経の枝は同じ神経に繋がっています。そのため、脳の中に信号が送られたときには、どちらの枝から痛みの信号が出ているのか判別するのが難しくなっているのです🧠
そのため、何かトラブルがある場合は正確な診断を行うため、レントゲン写真を撮るのが非常に重要になります!目で見ただけでは分からない部分も、見せてくれるのです📸
〒162-0065
東京都新宿区住吉1-1 横塚ビル1F
Tel:03-3355-3287
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00〜13:00 | ○ | ○ | ○ | - | ○ | ○ | 休診 |
14:30〜17:30 | ○ | ○ | ○ | - | - | ○ |
平日(木曜日を除く)、土曜:10:00~13:00 / 14:30~17:30
金曜は午前診療のみ
休診日:木曜、日曜、祝日
都営新宿線曙橋A4出口より徒歩0分。
虫歯治療(痛くない・削らない)、小児歯科(フッ素、シーラント)、歯周病治療、予防、ホワイトニング、入れ歯、歯並び・噛み合わせ、矯正歯科治療相談。 審美治療(ジルコニア、オールセラミック)、を行っております。カウンセリングやセカンドオピニオンにも対応しております。
曙橋周辺の駅である、四ツ谷や 市ヶ谷からも多くの患者さんにご来院いただいております。